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Vol. 16 March 2006 |
平素から日本クラブをご支援いただき、誠にありがとうございます。
皆様のお陰をもちまして、クラブの歴史に、また良い一年を加えることが出来たことを喜ばしく思っております。2005年は、約100名の方々にご参加いただいた新春餅つき大会で、景気良く明けました。 早秋には、総会を兼ねたピクニックを開催し、約300人の方々にご参加いただきました。 晩秋には、インターナショナルフェスティバルに参加しました。 このところ、毎年インターナショナルフェスティバルでの活動参加を増やしてきております。
さらに、太鼓クラブ、茶の湯クラブも成功をおさめ、発展しております。
2006年も、皆様と一緒に日本クラブの活動を楽しめることを祈っております。
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陽だまりに 締め切りよそ目に 数独解く ---岩島好子-ニュースレター |
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落ち葉舞い 日差しを浴びて 芽吹き見る ---真田清一-会計 |
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Over the kettle, tea ladle hovers. Time stops as the last drop falls. --- Nancy Hamilton |
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Japan in Dixie umeboshi in white grits hi-no-maru grits ---Tony Moyer |
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Early budding trees show clearly--Mother Nature is a shameless tease. ---Anthony Davis |
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冬の朝 熾き赤々と 薪燃える ---溝渕俊和-書記 |
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トライアングル茶の湯クラブも発足して2年がたちました。 この1年も、毎週のお稽古とともに茶道を通して地域の学校やコミュニティーの方々と交流を持つことができた、楽しい年になりました。
今年は、中学、高校の日本文化や日本語クラス、美術館でのイベント、小学校の先生方の研修、デュークガーデンに建設予定の日本館(Japanese pavilion)のためのイベント、そして毎年恒例のローリーのインターナショナルフェスティバルと、8回のデモンストレーションを行いました。
このように茶道を通して他の国の方々と一緒に日本文化に触れることはとても楽しい事であり、私たちにとっても大変勉強になる事でもあります。 もちろん、デモの他にも毎週楽しくお稽古をしています。TCCのメンバーは茶道の経験年数などはそれぞれ違いますが、一緒にお稽古することで新しい発見があったりと、お互いに茶道の技術と理解を深めることのできるとても良いグループです。 今年は少し新しいお稽古を始めました。 新しいお棗と丸卓の棚を購入したので、濃茶と薄茶、棚点前がお稽古できるようになりました。
TCCの何人かの方は、ダーラムのクレイメイカーズスタジオで開かれている日本の茶器を作る陶芸教室に通って、お茶碗や水差しなどのお茶道具の制作に挑戦しています。 皆さんもお茶のお稽古や陶芸、是非ご一緒しませんか。お稽古は 毎木曜日 9時30分から12時 ローリーにあるメンバー宅でしています。
次のデモンストレーションは、3月4日土曜日 デュークガーデンでのひな祭り茶会です。
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茶の湯クラブに関しては、Nancy Hamilton(nancyjh@nc.rr.com 日本語可)までお気軽にご連絡ください。(訳・鶴身)
*またブログ http://blogs.yahoo.co.jp/trianglechanoyuclub/もご覧下さい。
日本に滞在するアメリカ人教師が母代わりのように慕っていたミチ・ナカモトの突然の死にあたり、珍しい遺贈をうけとる。ミチさんの茶だんすで、その中には一つ一つ 和紙で包まれた 梅酒の瓶がぎっしりつまっている。バーバラは初めの瓶を開けて、おどろく。「和紙の内側に日本語の文字が 縦書きにぎっしり書かれてあるのだ。しかもていねいに優雅な毛筆で書かれている。 大半の複雑な漢字は日本の小中学生が何年もかけて習得する表意文字である。バーバラは漢字もかなも読めない。その紙面の中でもいちばん簡単な,Cが逆さになって上に撥ねが乗っているような文字でさえまったく何のことか分からない。なじみのない音楽の楽譜を見ていてぜんぜんメロディが浮かんでこないようなものだ。」
バーバラはやがて セイジ・オカダという翻訳をしてくれる人をみつける。偶然ミチを知っていたという青年だ。バーバラは翻訳が進んでゆくにつれて、ミチもセイジも広島の生存者、被爆者であることを知らされ深く感動を受ける。バーバラとセイジの複雑な恋愛関係を通して、バーバラは人間関係、日本、そして第二次大戦ベトナム戦争が及ぼした計り知れない影響について深く学ぶ。
Booklist(ブックリスト)の批評によると「デイヴィス・ガードナーのまれにみる、微妙さに包まれたこの小説は、穏やかな強烈さ、心理的なサスペンスをもつ優美な物語で...文化の相違、愛と戦争の相克、さらにもっとも心を突き刺す広島の恐るべき遺産を明解する。しかし、デイヴィス・ガードナーのうっとりさせるような美しいストーリーはまた、物語のもつなぐさめ、言語に絶する残酷な状況を超越する人間の絆を賞賛するものでもある。」
<著者について>
ノースカロライナ州立大学創作著述教授、アンジェラ・デイヴィス-ガードナーは 東京の津田塾大学で 教職のキャリアを始めた。それ以来、アンジェラは日本を背景にして、特に広島爆撃に焦点をおく小説を書くことを念願してきた。
Plum Wine (プラム・ワイン、梅酒)は、デイヴィス-ガードナー の三番目の小説である。先の Felice (フェリース)と Forms of Shelter (フォームズ・オブ・シェルター)は米国およびフランスでひろく賞賛されている。アンジェラはプラム・ワインが日本の読者にも 読まれることを希望している。
(訳・小島)
*2月28日ラーレーのQuail Ridge Books書店で、筆者による本の紹介がありました。180人以上もの人だかりで、アンジェラさんの説明の後は、日本文化に関する楽しい会話もありました。聴衆の中には、日米の専門家たちによる被爆の調査(ABCC)で、戦後まもなく家族と共に広島に滞在したPoole医師の顔も見られました。ABCC: Atomic Bomb Casualty Commission
二年ぐらい前のある日、私は友人へあるメールを書いた。
| 「そういえば今駅にいて思ったんだけど日本てあんまり音楽聞きながら歌ってる人とかリズムに合わせて踊っている人いないね。」 |
小学生から大学卒業まで海外に住んでいた私は、その少し前から東京で働き始めていた。私の友人も同じく海外育ちで、日本に帰ってきたところだった。最初はただの思いつきを書いた気楽なメールだったが、会話の延長線で今でも大事な発見に辿り着いた。話の内容としては主に以下のとおりだった。
東京の町を歩いている回りの人達を見ると、皆つまらなさそうな顔をしている。音楽を聞いていても、音楽を楽しんでいるのではなく、ただ現実から逃れようとしている様に私には見えた。そのなかで、一番悲しかったのは、町を歩いていて笑顔を見ないことである。
でも、よく観察していたら面白い発見をした。年寄りグループは唯一生活を楽しんでいるように見えたのだ。顔を見ると、普段よく笑っている事が直ぐ分かる。それが、近代文化へAssimilateされる前の日本文化のかけらなのか、または仕事や子育てから開放された影響なのかは、まだ話していないから不明である。だが、この年寄りグループはお互いに話し合ったり、回りの景色を眺めていたり、周りの人とささやかな形でありながらもコミュニケーションを取ろうとしている。
これを見て、私は他の人もまだ手遅れではないと思った。皆はただ毎日のRoutineに飲み込まれていて、この習慣から脱却するには刺激を与えなくてはいけない。笑顔は気楽で真剣のなさを表していたり、または「ニヤニヤ」みたいに歪んだ心を表すなど、必ずしも笑顔を見せるのに対してはっきり良いと思っている人が多いとは言えない。だが、こちらが笑顔で話し掛けると、相手もそれに引かれて笑顔を見せるようになる。これは、仕事場でもそうであれば、毎日歩く道の店の店員さんでも同じである。相手が、この人は笑顔で挨拶すると判れば、相手の方から笑顔の挨拶が来る。
これは皆が勘違いしているいわゆるエチケットには反している事でも、人間の本質であるので皆共通な物ではないだろうか。物事を真剣に考え、重大さを自覚し、一生懸命に生きるのは大事な心得だと思う。でも、それを笑顔を保ちながらできなければ、それも大きな損失だろう。
毎日会う人たちのごく一瞬の出来事かもしれませんが、そうやって少しずつ回りの人たちと笑顔を交わす事ができる良い関係を作ると、自分自身も東京の「真剣さ」に負けないように元気づけられる。
私の友人は、「周りに合わせるのではなくて、相手を自分に合わせる方が、お互いのためになると思うよ。」と私に励ましの言葉をくれた。それから2年間経ったが、今でも時々笑うことを改めて思い出す事がある。また、相手から先に笑顔で挨拶されると、少しずつだが周りの人達も習慣付け始めているのかと思われる。今後も周りの空気に負けないで、笑顔を通して世界を少しでも変えていこうと思う。
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